ブリッジ治療を検討中の方へ|治療の流れ・メリット・デメリットを解説
ブリッジ治療を検討中の方へ|治療の流れ・メリット・デメリットを解説
「歯を失ったけれど、どの治療法を選べばいいかわからない…」
「インプラントは怖いし、費用も高そう…」
歯を失った後の治療法として、「ブリッジ」 は 外科処置が不要で、見た目や噛み心地が自然な治療法 です。
本記事では、
✅ ブリッジ治療の特徴とメリット・デメリット
✅ インプラントや入れ歯との違い
✅ 治療の流れと費用の目安
を詳しく解説します。
1. ブリッジとは?
ブリッジとは、歯を失った部分の前後の歯を支えにして、連結した人工歯を固定する治療法 です。
🔹 ブリッジの特徴
✅ 自分の歯と同じような感覚で噛める
✅ しっかり固定され、違和感が少ない
✅ 治療期間が短く、比較的費用が抑えられる
💡 「自分の歯と同じように噛める治療をしたい!」 という方に向いています。
2. ブリッジと他の治療法の比較
治療法 | メリット | デメリット | 費用 | 治療期間 |
---|---|---|---|---|
ブリッジ | ✅ 固定式で違和感が少ない ✅ 治療が短期間で完了 ✅ 保険適用の選択肢がある |
❌ 支えとなる歯を削る必要がある ❌ 土台の歯に負担がかかる |
保険適用 3,000〜10,000円 自費 100,000〜400,000円 |
1〜2週間 |
インプラント | ✅ 周囲の歯に負担をかけない ✅ 噛む力が最も自然 |
❌ 外科手術が必要 ❌ 費用が高額 |
1本あたり 300,000〜500,000円 | 3〜6ヶ月 |
部分入れ歯 | ✅ 保険適用で費用を抑えられる ✅ 外科手術が不要 |
❌ 違和感がある ❌ 取り外しが必要 |
保険適用 5,000〜15,000円 自費 100,000〜300,000円 |
1〜2ヶ月 |
3. ブリッジのメリットとデメリット
🟢 ブリッジのメリット
✅ 外科手術が不要で、体にやさしい
インプラントのような手術が不要なので、高血圧・糖尿病などの持病がある方 でも治療可能です。
✅ 治療期間が短い
最短1週間 で治療が完了するため、忙しい方にも適した選択肢 です。
✅ 自然な見た目と噛み心地
セラミックを使用すると 天然歯に近い色合い で仕上げることができ、違和感なく食事ができます。
✅ 費用を抑えられる
保険適用の場合 数千円〜1万円程度 で治療が可能。(ただし銀歯やプラスチックが使用される)
🔴 ブリッジのデメリット
❌ 土台となる歯を削る必要がある
健康な歯も削る必要があるため、将来的に虫歯や破折のリスクが高まります。
❌ 土台の歯に負担がかかる
3本分の力を2本で支えるため、支えの歯が弱いとトラブルの原因に なります。
❌ 奥歯がないとブリッジはできない
奥歯が欠損している場合は 前後の支えがないため、ブリッジが適用できません。
💡 「健康な歯を削ることに抵抗がある方」は、インプラントも選択肢に。
4. ブリッジの治療の流れ
STEP 1. 土台の歯を削る(1回目の来院)
失った歯の両隣の歯をブリッジの支えとして削ります。
🕒 所要時間:30〜60分
STEP 2. 型取り(1回目の来院)
削った歯の形に合わせてブリッジを作るため、歯型を取ります。
🕒 所要時間:15〜30分
STEP 3. 仮歯の装着(1回目の来院)
本番のブリッジができるまでの間、仮歯を装着します。
STEP 4. ブリッジの装着(2回目の来院)
完成したブリッジを調整し、専用のセメントで固定します。
🕒 所要時間:30〜60分
💡 治療期間の目安:1〜2週間(2回の通院で完了)
5. ブリッジのメンテナンス方法
ブリッジは 適切なメンテナンスをしないと虫歯や歯周病のリスクが高まります。
🦷 ブリッジを長持ちさせるポイント
✅ 歯間ブラシやデンタルフロスを使う
通常の歯ブラシだけでは、ブリッジの下の汚れが取りにくい ため、歯間ブラシやフロスを活用しましょう。
✅ 定期的に歯科検診を受ける
ブリッジの周囲が虫歯や歯周病になると、ブリッジを作り直す必要が出てきます。
👉 3〜6ヶ月に1回は歯科でメンテナンスを受けるのが理想 です。
✅ 硬いものを噛みすぎない
セラミックブリッジの場合、強い衝撃で割れることがある ため、氷や硬いナッツなどは避けましょう。
6. まとめ|ブリッジはこんな方におすすめ!
✔ インプラントの手術が怖い方
✔ 短期間で治療を終えたい方
✔ 自然な見た目と噛み心地を求める方
✔ 保険適用で治療を受けたい方
ただし、
🔹 健康な歯を削りたくない方
🔹 土台の歯に負担をかけたくない方
には インプラントの選択肢もおすすめ です。
まずは 歯科医に相談し、自分に合った治療法を選びましょう!